【メタマスクの使い方】海外取引所を使わずに国内取引所で取扱いのない銘柄をMetaMaskでスワップする方法をわかりやすく解説
2022/12/14
Twitterなどで話題になる国内取引所で取扱いのない仮想通貨を購入するには、基本的に海外取引所で口座を開設するしかありません。
しかし FTX破綻の影響で混乱する仮想通貨市場で、規制が緩くリスクの高い海外取引所を使って新たに取引を始める方はいないと思います。
| 2022.11.02に海外暗号資産メディアのCoinDeskがFTXの財務の健全性を疑問視する記事を公開し、報道からわずか10日でFTXは破綻しました。 |
仮想通貨市場は、業界5位の取引所がいとも簡単に破綻してしまうほど脆弱でリスクは非常に高いですが、国内取引所で取扱いのない銘柄の中には過去に数十倍、数百倍になった銘柄が数多くあるのも事実です。
そこで今回は、海外取引所を使わずに国内取引所で取扱いのない銘柄を、MetaMask（メタマスク）でスワップ（交換）する方法をわかりやすく簡単に解説していきます。
記事の目次
メタマスクを利用するには、国内の暗号資産取引所で口座開設が必要です。
国内暗号資産取引所の利用手順を詳しく知りたい方は 暗号資産の失敗しない始め方【初心者向け】口座開設･入金方法･買い方をわかりやすく解説 をご覧ください。
メタマスクの使い方
Meta Mask（メタマスク）とは、月間 2,000万人以上が利用する暗号資産を管理するためのイーサリアムベースのデジタルウォレットです。
メタマスクでは、仮想通貨の保管・送受金・購入・スワップ（交換）ができます。
メタマスクのアカウントは、PCもしくはスマホで簡単に作成することが可能です。
メタマスクを利用するための大まかな流れは、下記の通りです。
1. 国内取引所で口座開設（注1）
2. メタマスクアカウントの作成
3. 国内取引所で仮想通貨を買う
4. 購入した仮想通貨をメタマスクに送る（注2）
5. メタマスクでスワップ（交換）する
（注1）
仮想通貨の取引口座をお持ちでない方は、国内取引所で口座を開設してから仮想通貨を購入しメタマスクに送りましょう。
（注2）
メタマスクに直接日本円は送金できません。
メタマスクへの送金は、仮想通貨のイーサリアム（ETH）を使います。
メタマスクの安全性は？
メタマスクは、仮想通貨をオンライン上で保管するホットウォレットなのでハッキングリスクがあります。
ですが、メタマスクでハッキング被害に遭った方は、そのほとんどが偽サイトや怪しいいDM、Free WiFiなどに接続して秘密鍵やシークレットリカバリーフレーズを入力してしまった方ばかりなので、アカウント作成時に設定する秘密鍵やシークレットリカバリーフレーズを公開しなければ基本的に安全といえると思います。
メタマスクを使う時の注意点 1. パスワードやシークレットリカバリーフレーズは、大切に保管し紛失に気をつける。 2. 秘密の鍵とシークレットリカバリーフレーズは、絶対誰にも見せない。 3. 送金する時は、アドレスに間違いがないか必ずチェックする。 4. 日頃から怪しいサイトやDMなどに注意する。 |
次は、メタマスクのアカウント作成手順を解説していきます。
メタマスクのアカウント作成方法
メタマスクは、無料で簡単にアカウントが作成できます。
所要時間は10分前後です。
アカウント作成の流れ
1. メタマスクをダウンロード
2. アカウント作成 / パスワードの設定
3. アカウントのセットアップ
アカウント作成に必要なもの
1.スマホorパソコン
2.メモ用紙とペン
今回はスマホ（アプリ版）でアカウントの作成手順を、わかりやすく画像付きで解説していきます。
パソコン（Webブラウザ版）もほとんど同じ流れです。
STEP ①
メタマスクをApp Store（Google Play）でダウンロードする。
STEP ②
ダウンロードが完了したら「開始」ボタンを押して次に進みましょう。
STEP ③
「新規ウォレット作成」ボタンを押して次に進んでください。
STEP ④
内容を確認して「同意する」ボタンを押して次に進みます。
STEP ⑤
パスワードを入力して「パスワードの作成」ボタンを押して次に進んでください。
パスワードは復元ができないので忘れないようにしてください。
STEP ⑥
秘密のリカバリーフレーズを設定していきます。「開始」ボタンを押して次に進んでください。
時間のある方は、動画のご視聴がおすすめです。
STEP ⑦
内容を確認して「開始」ボタンを押して次に進んでください。
STEP ⑧
設定したパスワードを入力して「確認」ボタンを押して次に進みます。
STEP ⑨
「表示」ボタンを押して秘密のリカバリーフレーズ（英単語）を表示させましょう。
STEP ⑩
秘密リカバリーフレーズを1～12まで数字も含めメモしてください。
メモが終わったら「続行」ボタンを押して次に進んでください。
STEP ⑪
1～12まで順番通りに英単語を選択してください。
順番通りに選択ができたら「バックアップを完了」ボタンを押してください。
STEP ⑫
「完了」ボタンを押してメタマスクアカウントの作成は完了です。
次は、メタマスクに仮想通貨を送る方法を解説していきます。
メタマスクに仮想通貨を送る方法
メタマスクに仮想通貨を送る方法は、とても簡単です。
自身のメタマスクウォレットアドレス宛に国内取引所口座から仮想通貨を送るだけなので、すでに国内取引所口座を持っている方なら 2～3分ほどでできます。
メタマスクに送金できる仮想通貨は、イーサリアム（ETH）です。
ETHを持っていない方は、ETHを購入しておきましょう。
仮想通貨の取引口座をお持ちでない方は、国内取引所で口座を開設してイーサリアム（ETH）を購入してからメタマスクに送りましょう。
少しでも早く国内取引所で口座開設をしたい方は、即日取引も可能なコインチェックの公式ページをご覧ください。
国内取引所の利用手順を詳しく知りたい方は 暗号資産の失敗しない始め方【初心者向け】口座開設･入金方法･買い方をわかりやすく解説 をご覧ください。
それではメタマスクに仮想通貨を送る手順を、わかりやすく画像付きで解説していきます。
国内仮想通貨取引口座は、コインチェックを使用しています。
STEP ①
メタマスクにログインして、赤枠内に表示されるメタマスクのウォレットアドレスをコピーしてください。
STEP ②
「ウォレット」をタップして、ETHを選択してください。
STEP ③
「送金」ボタンを押して次に進んでください。
STEP ④
1.送金先を編集、メタマスクウォレットのアドレスをペーストする。
2.送金目的を選択。
3.送金額を入力。
すべて入力ができたら「次へ」ボタンを押してください。
STEP ⑤
送金内容が表示されるので、内容に誤りがないかを確認して2段階認証コードの入力と「▢ 下記事項に同意する」にチェックを入れて「認証して送金する」ボタンを押して完了です。
STEP ⑥
最後にメタマスクアカウントにログインして送金ができているか確認しましょう。
次は、メタマスクで仮想通貨をスワップ（交換）する方法を解説していきます。
メタマスクで仮想通貨をスワップする方法
メタマスクでスワップ（交換）できる銘柄には、テザー、USDコイン、柴犬コイン、テラクラシック（LUNC）ユニスワップ、ラップドビットコインなどがあります。
他にもいろいろな銘柄にスワップが可能です。
スワップできる銘柄は、メタマスク内で簡単に検索できるのでチェックしてみてください。
メタマスクで仮想通貨をスワップ（交換）する手順を、わかりやすく画像付きで解説していきます。
STEP ①
メタマスクにログインして「スワップ」ボタンを押す。
STEP ②
「トークンを選択▼」ボタンを押してETHからスワップしたい仮想通貨を選びましょう。
STEP ③
今回はUSDT（テザー）を選択しています。
STEP ④
スワップしたい金額を入力して「クォートを入手」ボタンを押して次に進んでください。
STEP ⑤
スワップの条件が表示されますので内容を確認して「スワイプしてスワップ」ボタンをスワイプして完了です。
メタマスクで仮想通貨をスワップ（交換）する方法の解説は、以上で終わりです。
スワップは、手数料（ガス代）がかかるので短期売買を繰り返し行いたい方には不向きですが、長期保有であれば許容範囲内の手数料だと思います。
手数料のガス代は、設定を変更すれば安くすることも可能です。
メタマスクの使い方まとめ
国内の仮想通貨取引所で取扱いのない銘柄は、メタマスクでスワップ（交換）すれば簡単に入手可能ですが、FEDが強力に推し進める金融緩和の縮小と利上げの影響などで沈む仮想通貨市場は、現状リスクの高い資産クラスなので取引には注意が必要です。
今は長期目線で安くなった銘柄を少しずつ買い集めながら、嵐が過ぎ去るのを待つのが良いと思います。
まだ取引口座を持っていない方は、いつでも仮想通貨の取引ができるように取引口座だけは、準備しておきましょう。
口座開設の申し込みが殺到してしまうと、取引を始めるまでに数週間かかってしまう場合もあります。
「一歩先行く行動を」
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